自動車

大辞泉には、原動機の動力によって車輪を回転させ、軌条や架線を用いず上を走る、とある。鉄道とは異なり、専用の軌道を必要としないことから、進路の自由度が高い特徴がある。

角川の1989年の国語辞典には「発動機の動力で軌道なしに走る四輪車」と記載されている[2]

一般的には、原動機を持ち、車輪の数が3個以上で、かつ乗員が車室内に備えられた座席に座る構造を備えたものが「自動車」として認識されている。ただし3輪のものについては自動車として扱うか否か、分かれるところであり、事実、法令上の規定・扱いも国ごとに異なる。(#分類参照)

英語の automobileフランス語を語源としている。日本語自動車という語は、先述の automobile(オートモービル)に由来しており、auto は「みずから」mobile は「動くもの」という意味を持つことから作られた。なお、同じ漢字文化圏でも中国語では別の語・汽車繁体字)/汽车簡体字)を用い、自動車という語は自動運転車の意味になる。また、英語でMotor vehicleモーターヴィークル)と言う場合には軌道を走る鉄道車両は含まれず、単に car といった場合、馬車鉄道車両なども含めた車両全般を指す。

自動車を動かすこと・操ることを運転という。自動運転技術も研究されている。基本的には人や貨物を運ぶための実用の道具として用いられるものではあるが、旅行のため、また運転を楽しむため(スポーツ・ドライビング)に用いられる、あるいは所有して趣味整備すること("機械いじり")が目的とされたり、高級車の場合はステータスシンボルとして利用する、または資産や投資投機対象として保有される場合もある。

wikipediaから引用